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このアニメ、いろんな意味でぶっ飛んでます(笑)
ざっくりこのアニメを説明すると、陽キャの友達を作ろうと奮闘する陰キャ(自称)主人公に、陽キャの女子クラスメイトが次々と恋をしていくお話です。
ジャンルはガールズラブコメディなので、視聴者をかなり選ぶ「マニアック」なアニメですが、その人気はうなぎのぼりです。
2026/1/8現在、Amazonのカスタマーレビューは4.5/5(178人の評価)とかなり高いです。
私の感覚ですが、レビュー4以上であれば8割以上の人がそのアニメに満足するほど面白いです。
つまり、4.5はかなり面白いということになります。参考程度ですが、大人気アニメの『薬屋のひとりごと』は4.4/5(894人の評価)でした。
私が言いたいのは、わたなれ(本作品の略称)は薬屋と同じくらい面白いということではなく、ガールズラブコメディに忌避感がない人にはかなりお勧めできるということです!
前置きが長くなりましたが、本文ではこのアニメの魅力を語りたいと思います。
映画がほぼ満席になっている、グッズが売り切れているなどSNSで話題になり、このアニメに興味を持たれた方はぜひ最後までご一読ください。
あらすじ
「勝ち取るんだ 最高の学園生活を!」
ぼっちな中学生時代から変わるため、高校デビューを果たした甘織れな子。
しかし根が陰キャ気質のせいで、憧れの陽キャ生活に馴染めず窒息寸前に…。
- 現役モデルの完璧美少女 王塚真唯
- 優しくてふわふわ天使 瀬名紫陽花
- いつもクールな黒髪美人 琴紗月
- 賑やかなムードメーカー 小柳香穂
憧れの人たちに近づくために、きょうもがんばる甘織れな子。
だったはずが──。真唯「君に恋をしてしまったんだ…」
れな子「待って!友達どこ行った⁉」
友達? 恋人?
揺れ動く気持ちの間で、笑い、悩み、そして進め! 乙女たち。
ノンストップ・青春ガールズラブコメディ、ここに開幕!©みかみてれん・竹嶋えく/集英社・わたなれ製作委員会
真唯と親友になりたいれな子、れな子と恋人になりたい真唯の掛け合いから話は進んでいきます。
れな子が真唯に告白されたことで、主人公のれな子は百合になっていきます。

©みかみてれん・竹嶋えく/集英社・わたなれ製作委員会
はじめのうちは、百合に引きずり込んだ真唯が悪いのではと思っていましたが、話が進むうちに
「れな子が悪い」
と思うようになります(笑)。れな子は天性の人たらしかもしれません。
推しポイント(ネタバレ含む)
ここからは、私が思う推しポイントを紹介していきます。重大なネタバレはありませんが、多少のネタバレは含みますのでご承知おきください。
キャラクターが魅力的
主人公のれな子は、ヒロインたちを次々と恋に落としていきます。
順調にハーレムを形成するれな子をみて、「れな子が悪い」と思うようになるのですが、れな子を好きになるのはそれだけれな子に魅力があるからだと思います。
れな子の魅力について、紫陽花さんとのやり取りから語りたいと思います。
紫陽花さんは、わがままをいう弟たちの面倒を見るのに嫌気がさして、家出を決意します。
紫陽花さんが家出するのを知ったれな子は、一緒についていくと決心します。
普通であれば、家出を改心させるように行動するのではないでしょうか。
しかし、れな子は紫陽花さんの気持ちに寄り添って一緒についていきます。
この行動から、れな子は友達を大切にする、友達思いであると伺えます。
そして一緒の宿に泊まり、一緒にお風呂に入ります(れな子が悪い)。
しかも、「いつもは甘えることができない」紫陽花さんに対し、今日は甘えていいよと投げかけます(れな子が悪い)。
紫陽花さんにとってれな子は、本心をさらけ出すことができる存在になったのでしょう。
確かに、紫陽花さんの弱っているところに付け込んで、甘い言葉・行動で誘惑したれな子が悪いという見方もできます。
しかし、大切な友達のために寄り添い、親身になってくれるれな子は、とても魅力的ではないでしょうか。
れな子に魅力があるからこそ、ヒロインたちはれな子に恋をするのだと感じました。

OP、ED
OP、EDがどちらも最高すぎます!
まず、OPはナナヲアカリさんの「ムリムリ進化論」です。
個人的には、冒頭の「みつめられてもなんにも出ないですよ…?」のところが好きですねー。
自分のことが好きな真唯と紫陽花さんに見つめられ、恥じらっているれな子の姿が最高にかわいらしいです。
また、「なんにも出ないですよ」のところは歌ってる感じがなく、れな子の心情がありありと伝わってくる感じが好きですね。
あとは、「毎分毎秒マイマインドに反省点」というところが、陰キャにしかわからない心情のように感じます。
私も根っからの陰キャなので、自分の発言が変じゃなかったか、こう返事すればよかったなど、いちいち考えてしまいます。
れな子と自分に通じるところがあり、共感できたという意味でこの歌詞も好きですねー。
続いては、EDテーマの紹介です。EDテーマは、フィロソフィーのダンスさんの「迷っちゃうわ」です。
『わたなれ』のED「迷っちゃうわ」を聴いていて、私はこの曲が主人公・れな子の心情そのものを描いているように感じました。
れな子は、真唯と「友達でいる」のか、それとも「恋人になる」のか、その選択に迷っています。
友達でいれば今まで通りでいられるし、関係が壊れることもない。でも一方で、真唯に惹かれている自分の気持ちにも、少しずつ気づき始めている。
ただ、その気持ちを素直に肯定するには、怖さもある。
世間的には、女性同士の恋愛はまだ「普通」から外れたものとして見られがちです。れな子自身も、無意識のうちにそうした価値観を背負っていて、「これを選んでいいの?」という不安を抱えているように思います。
このEDで描かれる「迷い」は、単なる優柔不断ではありません。
むしろそれは、誰かを大切にしようとしているからこそ生まれる迷いなのだと感じました。
もし恋人になると選んでしまえば、友達としての関係はもう元には戻れないかもしれない。
でも、何も選ばずに嘘をつき続けるのも違う。
だからこそ、れな子は立ち止まり、悩み、揺れ続けている。
「迷っちゃうわ」という言葉には、
“決められない弱さ”だけでなく、
“相手も、自分の気持ちも雑に扱いたくない誠実さ”が込められているように思います。
このEDは、「恋を選ぶ歌」ではなく、
恋を選び始めてしまった自分に戸惑う歌。
れな子が少しずつ、「友達のままではいられない自分」と向き合っていく、その途中の感情が、この曲には丁寧に閉じ込められているのだと感じました。
映画(13~17話)
『わたしが恋人になれるわけないじゃん、ムリムリ!(※ムリじゃなかった!?)』の映画を観てきました。

©みかみてれん・竹嶋えく/集英社・わたなれ製作委員会
まず印象に残ったのが上映前の案内です。
係員さんがほぼ無感情のまま「わたしが恋人になれるわけないじゃん、ムリムリ!(※ムリじゃなかった!?)」とフルタイトルを淡々と読み上げていて、その様子があまりにもシュールで、正直笑いそうになりました。
上映が始まってから特に良かったのが香穂ちゃんのASMRです。映画館の高音質なスピーカーで聴く香穂ちゃんのASMRは想像以上でした。
上映後、イヤホンでもう一度じっくり聴きたいと強く感じました。
調べてみると、小説のSSを購入すると香穂ちゃんのASMRが聴けるらしく、これはもう予約するしかないなと思っています。
また、香穂ちゃんとれな子のお風呂シーンを、大人100人以上が集まる映画館で一斉に観ているという状況にも、どうしても笑いをこらえきれませんでした。
シーンそのものというより、その空間にいる自分たちの状況があまりにも面白く、映画館でしか味わえない体験だったと思います。
すでに劇場上映は終了していますが、今年から映画(13~17話)がAmazon Prime Videoなどで配信されるとのことです。
映画館で観られなかった人も、ぜひ一度観てほしい作品でした。
内容はもちろん、「わたなれ」を映像と音でしっかり味わえる、印象に残る映画体験でした。
時間がない方向け
もし全話見る時間がない方、視聴を迷っている方は、下のダイジェスト版はいかがでしょうか。
非常によくまとまっていて、見どころをしっかり押さえた内容になっていますので、ぜひご覧ください。
まとめ
『わたなれ』は、ガールズラブコメディというジャンルだけを見ると人を選びそうな作品ですが、実際に観てみるとキャラクターの魅力や掛け合いの面白さが非常に強く、「気づいたらハマっていた」というタイプのアニメだと思いました。
れな子が次々とヒロインたちを惹きつけてしまう展開に、「れな子が悪い」と思いつつも、それだけ人として魅力的だから仕方がないと納得してしまうところが、この作品の面白さでもあります。
また、OP・EDは作品理解を深めてくれますし、映画(13~17話)では音や空間も含めて『わたなれ』を味わえる体験ができました。
ガールズラブに強い抵抗がない方であれば、かなりおすすめできる作品ですし、少しでも気になっているなら一度観てみてほしいです。
観終わったあとにはきっと、「れな子が悪いな……」と思いながらも、なぜか嫌いになれない自分がいるはずです(笑)。


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